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形状保持FPC

使用する材料や、加工方法を工夫することで、立体的に折り曲げた状態での形状保持が可能なFPCを開発しました。

電子機器の薄型化・小型化に伴い、筐体へのFPCの組み込み性向上が望まれております。当社では、使用する材料や、加工方法を工夫することで、立体的に折り曲げた状態での形状保持が可能なFPCを開発しました。これにより、お客様での組み込み時の作業性向上や、組み込み品質の向上をご提案いたします。

特長

特長1

組み込み作業性の向上

形状保持した状態で納入するため、お客様での曲げ等の2次加工が不要となり、組み込み作業効率向上につながります。また、将来的には自動実装による、コスト低減も実現可能と考えております。

組み込み作業性の向上 のイメージ図
特長2

組み込み品質の向上

FPCは薄く、ハンドリングが難しいため、折り曲げ時のシワ・破損等の問題があります。予め、折り曲げ加工を施すことで、お客様でのハンドリング工程をなくし、組み込み時の歩留まり向上につながります。

特長3

形状保持に優れた材料設計

FPCで使用されているポリイミドフィルム(PI)は、折り曲げ後の復元力が大きく、形状保持が困難でした。当社では、復元力が小さい絶縁材料(LCPフィルムや柔軟性ソルダレジスト)を選定することで、簡易な折り曲げプロセスでも、形状保持が可能となりました。

形状保持に優れた材料設計 のイメージ図

適用用途

携帯電話、デジカメ、モバイル液晶

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